誰も先のことを言わないなら、自分でニューヨークのことを調べたら東京の最悪のイメージができるかもと考えています。もちろん、外れたらラッキー。
ビジネスを止める
ニューヨークのクオモ知事は、非常事態宣言(3月7日)のあと3月18日のNew York Timesのインタビューでつぎのように語っています。
PCは拡散を押さえるつもりだったが効果なし
緩やかな社会的隔離R検査(お願いベースのテレワークなど)もやったが効果なし
そこで昨日(3/17)、強制的なビジネス閉鎖(バー、レストラン、ジム、学校)に踏み切った。学校はヘルスケア従事者の子どもの世話を手当てした。
つまり、強制的にひとの動きを止めないとカーブを平坦(※)にできないと言っています。
強制的なビジネス閉鎖に踏み切ってほぼ4週間、本日(4月12日)のWeb記事でニューヨークのクオモ知事は、カーブの平坦化の傾向が続いていること、新規の入院数はピークを越えたと述べています。
東京は?
4月7日の緊急事態宣言のあと床屋は閉めるとか閉めないとか、自粛の範囲について国と東京都がごたごたしました。この国の指導者は腹決めできないのですねーー命がいちばん、経済のことは後で何とかなると。
残念ながら、ニューヨークのビジネス閉鎖より効果の少ない緩やかな社会的隔離を行っている東京。
あと3週間のあいだにもっと厳しい措置をとるのか、それとも神風が吹くのを待つだけか、この国の指導者の動きを注目していきましょう。
2020-4-13