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  • 執筆者の写真Noriaki Gentsu

日本もこんな情報が欲しい~COVID-19


日々の感染者数はもういいから、政府は収束の見込みがわかるデータを示して!、そんな思いからたどり着いたのが、山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信です。

そのなかに、ビルゲイツ財団が設立した研究所IHMEのデータを見つけました。



アメリカの各州、イタリア、イギリス、ドイツなど欧州の各国、あわせて31か国の2日遅れの推計データが見れます。→ページのリンク



そこから抜粋したのが下のグラフ(図1)です。データは「必要なベッド数」です。自宅隔離の感染者は入っていないとおもいます。グラフの意味は、病院のベッドを必要とする感染者ということになるので医療崩壊を考える目的と思われます。

Fig.1
図1 -アメリカの必要なベッド数の収束について、5月いっぱい、完全なる社会的隔離(full social distancing)を行うと仮定したときの、予測です。影の部分は不確定。4月12日予測。出所:IHME

グラフ上部のプルダウン・メニューで国を選べます。


そうして国ごとに推計を見ていくと、イタリア、フランスは4月末、イギリスは5月半ばにゼロに近づきます。アメリカは6月末。 


  • この意味は、そのころになると病院のベッドを必要とする新しい患者がいなくなる

  • 国全体として強制力を伴う都市封鎖(ロックダウン)を5月末まで行って、ようやく夏までに収束してくる。(日本の自粛は非常に甘いレベル)

  • 本日の新たな情報として、回復した患者に十分な抗体ができていない可能性がある。新型コロナ、回復者に免疫あるか不明 WHOが警告


ちなみに、IHMEはこのほかに、「死亡者の推計」「累計死亡者の推計」を同じページに載せています。


以上まとめると、ワクチンとか治療薬ができるまでは、根本的な解決には至らないとおもいます。いまアフター・コロナなどと希望を言っても意味のないことかと。また、経済を気にして小出しに対策を打っていくとかえって深手を負うかも。(戦力の逐次投入というミス)



日本にはそういった心配があると思います。

わたしたたちは、つぎのことについて政府の動きを見ていく必要があるとおもいます。

  • 最悪の事態を隠さず国民に説明する

  • 休業補償を出して完全にビジネスを閉める

  • 経済より人の命を優先する


2020-04-14

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